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不動産屋として独立した後、営業、案件管理、物件確認、学び、休息をいつ行うのか。1日の予定は想像できても、1週間の組み立て方までは見えにくいものです。
私は法人営業が多いため、基本は月曜から金曜まで働き、土日を休みにしています。ただし、毎日を同じように使うのではなく、曜日ごとに大きな役割を決めています。
この記事では、私が実際に続けているひとり不動産屋の1週間と、予定に振り回されないための曜日別の役割設計を紹介します。
- ひとり不動産屋が1週間を組み立てる考え方
- 月曜から日曜までの具体的な仕事リズム
- 経営者と社員でスケジュールが異なる理由
- 自分に合う週間表を作る3ステップ
- 不動産会社として独立開業を考えている方
- 開業後の働き方を具体的に想像したい方
- 営業と事務の時間配分に悩んでいる一人社長
- 忙しくても休息と学びを確保したい方
ひとり不動産屋は「曜日ごとの役割」で1週間を組み立てる
私が重視しているのは、予定を隙間なく埋めることではありません。月曜は整える、火曜は動く、水曜は現場を見るというように、曜日へ大きな役割を持たせることです。
毎週の案件や面談相手は変わります。それでも役割が決まっていれば、予定が多少前後しても仕事のリズムを戻しやすくなります。

1日のスケジュールと1週間のスケジュールでは、見え方が変わりそうですね?
私は1週間という単位で別のリズムを組んでいます。いつ動いて、いつ休むかまで見えるので、独立後をイメージしやすくなります
独立後の週間表は「何時に何をするか」より先に、「各曜日で何を進めるか」を決めると組み立てやすくなります。
月曜から日曜までのリアルな仕事リズム
私の1週間は、社内で整える日、外へ出る日、現場を見る日、遠方へ動く日を分けています。現在の役割に合わせた一例ですが、仕事を配分する考え方は開業準備中の方にも使えます。
月曜:案件整理と社内連携で1週間を始める
月曜の午前は、お預かりしている案件の進捗を確認します。契約が近い案件、動きが止まった案件、次の提案が必要な案件を整理し、ネクストアクションを決めます。
午後も外出を詰め込まず、来客や社内コミュニケーションに充てることが多いです。社員と認識を合わせ、1週間の動き方を整える時間です。
月曜に案件と次の行動を整理しておくと、火曜以降の外回りが単なる忙しさではなく、目的のある行動になります。
火曜:新規営業と検証に時間を使う
火曜は、オーナー、テナント、税理士、会計士、弁護士などへの訪問や挨拶回りを入れます。飛び込み訪問や、新しい営業方法を自分で試すこともあります。
月曜は相手先でも会議が多く、訪問を歓迎されにくいことがあります。そこで、社内整理の翌日に外へ出る流れを作っています。

なぜ新しい営業活動を火曜にまとめているんですか?
月曜は相手先も会議が多いので、私は社内を整えます。その翌日に外へ出て、営業方法を自分で検証する流れです
新しい営業手法は社員へ渡す前に経営者が試し、再現できる形を作ることが大切です。
水曜:物件と現場を自分の目で確認する
不動産会社は水曜休みが多いため、同業者への営業には向きません。私はその日に、預かっている物件、成約して開業した店舗、購入相談を受けた物件などを見に行きます。
現場では写真や動画も撮り、物件を説明するための材料を集めます。移動距離が長い日もありますが、地域や物件を自分の目で見ることは、不動産の判断力を養う時間になります。
画面上の情報だけで済ませず、定期的に現場を見る曜日を確保すると、提案の具体性が上がります。
木曜・金曜:出張と研修で知識を広げる
木曜と金曜は、遠方での研修や出張に充てることがあります。実際に、博多、仙台、京都、大阪など各地へ移動しています。
移動は時間を使いますが、地域ごとの不動産を見たり、現地の人と話したりする機会にもなります。同じ場所だけで仕事をしていると得にくい感覚を更新できます。
ただし、これは私が研修を担当する立場だから成り立つ配分です。独立直後から出張を増やすことが正解ではありません。
土曜:発信・学び・人脈づくりに使う
土曜は一応休みですが、平日とは別の活動を入れることがあります。YouTube撮影、セミナー、イベント、研修など、電話やメールに中断されにくい日にまとめたい仕事です。
動画を撮影した日には、午前から複数本を収録し、その後に研修と会食を行う予定が入っていました。
土曜を働く日に固定するのではなく、平日に進めにくい発信や学びへ使う選択肢として持っています。
日曜:休息と新しい体験を確保する
日曜は、ジム、家族との時間、歌舞伎鑑賞やサイクリングなど、仕事から離れる時間を取ります。
私は「やったことがないことをやる」をテーマにしているため、新しい体験も休息の一部です。完全に何もしない日だけが休みではなく、仕事とは違う刺激を受けることも回復につながります。

土曜も予定が多いですが、休みは取れているんですか?
土曜は発信や人と会う日にすることがあります。その分、日曜は家族時間や新しい体験に使い、週のリズムを切り替えています
同じ週間表をそのまま真似しない3つの理由
曜日別の役割は参考になりますが、私の予定をそのままコピーする必要はありません。働き方を決める前に、次の3点を確認してください。
- 顧客が動く曜日
- 自分の事業上の役割
- 案件量と体力
顧客が動く曜日は事業によって異なる
私は法人営業が多いため、カレンダー通りの平日稼働が基本です。住宅仲介や個人客中心の仕事では、土日に内見や相談が入り、水曜を休みにする方が自然な場合があります。
経営者と社員では担当する仕事が異なる
私が出張や研修へ行く一方、社員は内見、契約書の打ち合わせ、Web会議、重要事項説明などを進めています。
経営者の予定には、営業の型づくり、発信、教育、関係構築が入ります。担当者の週間表と同じにすると、経営の仕事が後回しになりやすくなります。
忙しさではなく継続できるリズムで決める
予定を埋めれば成果が出るとは限りません。外出が続いた後に整理する時間がなければ、案件の連絡や判断が遅れます。
週間表は「どれだけ働けるか」ではなく、「営業・実務・整理・回復を何週間続けられるか」で設計してください。
自分の週間スケジュールを作る3ステップ
週間表は、曜日を先に固定するのではなく、必要な仕事を整理してから配置すると継続しやすくなります。
- 仕事を「整理・営業・現場・学習・発信・休息」に分ける
- 顧客と取引先が動きやすい曜日を確認する
- 4週間試して、案件の停滞と疲労を振り返る
まず、今抱えている仕事を6種類へ分けます。次に、相手が動く曜日と、自分が集中しやすい順序を重ねます。
運用後は、売上だけでなく、返信の遅れ、案件の停滞、外出後の疲労、休息の不足も確認してください。うまく回らない部分だけ役割を入れ替えます。
1日の時間配分まで具体化したい方は、公開済みのひとり不動産屋の1日の仕事内容と時間の使い方も合わせると、週間設計を日々の予定へ落とし込みやすくなります。
よくある質問
Q不動産屋は水曜休みではないのですか?
住宅仲介などでは水曜休みが多く見られますが、顧客層と業務内容によって変わります。法人営業が中心なら、取引先に合わせて土日休みとする働き方も可能です。
休みの慣習だけで決めず、顧客が相談・内見・契約をしやすい曜日から逆算してください。
Q独立直後から同じ週間表で動けばよいですか?
独立直後は案件数が少なく、営業と見込み客づくりの比重が高くなります。案件が増えたら、進捗整理、契約準備、現場確認の時間を増やします。
事業段階が変わっても同じ配分を守るのではなく、4週間ごとに時間の使い方を見直してください。
Q急な内見や契約で予定が崩れたらどうしますか?
時間まで固定するのではなく、曜日の役割だけを残します。火曜の外回りが崩れたら別の外出日へ移し、月曜の案件整理だけは短時間でも実施する、といった戻し方です。
固定予定ではなく役割で管理すると、突発対応があっても週全体の目的を失いにくくなります。
Q不動産独立後は土日も働く必要がありますか?
個人客中心なら土日稼働が必要になることがあります。法人客中心なら平日稼働を基本にし、土曜を発信や学びへ使う設計もできます。
「不動産屋はこの休み方」と決めつけず、顧客対応と回復の両方が成立する休日を選びます。
Q1日の詳しい時間配分も確認できますか?
ひとり不動産屋の1日を公開した記事では、独立4年目の仕事内容と時間の使い方を整理しています。
今回の1週間の記事で曜日の役割を決めた後に読むと、各日の予定へ落とし込みやすくなります。
まとめ:ひとり不動産屋の1週間は役割と回復で設計する
私の1週間は、月曜に整え、火曜に新しい営業を試し、水曜に現場を見て、木曜・金曜に出張や研修を行う流れです。土曜は発信や人との接点、日曜は休息と新しい体験に使います。
大切なのは、同じ予定を真似することではありません。
独立後の働き方を具体化するには、やることだけでなく、いつ整え、いつ回復するかまで決める必要があります。
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