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不動産で独立したいものの、仲介実務の経験がなく、最初の1件までの道筋が見えない方もいるのではないでしょうか。
今回紹介するのは、金融関係の会社に10年以上勤めながら宅建士資格を勉強し、退職後に不動産で独立した女性の事例です。
不動産投資の経験は多少あったものの、不動産仲介の実務は未経験。独立の最初から事業用不動産フランチャイズ「テナントの窓口」へ加盟し、本部の研修、同行営業、集客、内見、契約・重説支援を利用して、開業から約6か月で初成約しました。
これは、未経験者が独力で店舗仲介を始めた成功談ではありません。加盟した理由、免許取得前の準備、免許取得後の営業、初成約後の変化までを追いながら、未経験者が店舗仲介へ進む際に必要な支援と本人の行動を整理します。
金融業界で10年以上勤務。会社員時代の準備を経て不動産で独立
今回紹介する方は、金融関係の会社に10年以上勤務していました。在職中に宅建士資格を勉強し、退職後に不動産業で独立しています。
投資用不動産を購入した経験は多少あったものの、不動産会社で働いた経験や、仲介契約を進めた実務経験はありません。興味や資格はあっても、店舗物件の探し方、営業、内見、契約を一人で進められる状態ではありませんでした。

未経験から始める方って、実際に多いんですか?
加盟店の約半数は、不動産未経験からのスタートです
この約半数という割合は、動画撮影時点での発言です。現在の加盟者構成を固定的に示す数字ではありませんが、テナントの窓口では未経験から始める人が例外ではないことが分かります。
ただし、未経験でも加盟すれば自動的に成約できるわけではありません。ご本人も、会社員時代の資格勉強と退職後の営業行動を重ねています。
在職中に準備を進め、退職後に不動産業を開始しています。会社員の副業として店舗仲介を始めた事例ではありません。
なぜ独学ではなくテナントの窓口へ加盟したのか
テナントの窓口へ加盟したのは、未経験のまま独立する際に足りないものが明確だったからです。
- 店舗仲介を相談できる横のつながりがない
- 店舗物件の営業方法が分からない
- 契約時に何を確認すべきか分からない
- 自分だけでは集客方法を作れない
住宅分野は競合も多く、自分がどの領域で勝負するか迷っていた中で、店舗・事務所を扱う事業用不動産に注目しました。そして独立の最初のタイミングから、テナントの窓口へ加盟しています。
テナントの窓口は、店舗コマースが運営する事業用不動産フランチャイズです。今回の事例では、知識のインプットだけでなく、物件獲得営業、集客、内見、契約までを段階的に支援しています。
加盟を検討する人向けの支援内容は、店舗コマースのフランチャイズ事業ページで確認できます。実際の加盟店や全国ネットワークを見たい場合は、テナントの窓口公式サイトも確認できます。
この記事で扱う成功要因は、テナントの窓口の仕組みだけではありません。本部の支援を使いながら、本人が営業と相談を継続したことが重要です。
研修、営業同行、集客、内見、契約・重説支援を利用した加盟店事例です。加盟による支援と本人の行動を分けて読み取る必要があります。
加盟から宅建業免許が下りるまでの2〜3か月
宅建業免許が下りるまでの2〜3か月は、仕事ができるようになるのを待つ期間ではありません。免許取得後すぐに営業を始めるための準備期間です。
この期間に店舗仲介の知識を学び、営業に必要な環境と人脈を整えました。
研修動画で店舗仲介の全体像を学ぶ
テナントの窓口には、動画撮影時点で60〜70本、合計約70時間の研修アーカイブが用意されていました。
物件情報の集め方、店舗仲介の基礎、契約の流れ、内見、集客などを先に学び、宅建士資格の知識だけでは不足する実務の全体像をつかみました。
ホームページ・名刺・事務所を準備する
研修と並行して、ホームページ、名刺、事務所環境を整えました。免許取得後に必要なものを考え始めるのではなく、営業へ出られる状態を先に作っています。
既存人脈へ独立予定を伝える
会社員時代の顧客や知人へ、独立予定を伝える準備も行いました。
未経験者にとって、開業直後から新規顧客だけを探すのは簡単ではありません。これまでのつながりを整理し、どのような仕事を始めるのか伝えておくことも、最初の営業準備になります。

加盟してから、最初にやったことは何ですか?
宅建業免許が下りるまで2〜3か月かかるので、その間に知識を入れて営業準備を進めました
知識、営業環境、既存人脈を先に整えることで、免許取得後すぐに物件獲得営業へ移れます。
免許取得後に物件獲得から契約まで進めた流れ
免許取得後は、研修で学んだ内容を実際の営業へ移します。今回の事例では、物件情報を集め、出店希望者を探し、内見・条件調整・契約までを本部と一緒に進めました。
本部と一緒に営業先を回り、物件情報を集める
最初に行ったのは、店舗や事務所の物件情報を得るための営業です。
地域ごとにどのオーナーや管理会社へ営業するのかを整理し、本部が2日間同行しました。営業先の選び方や話し方を現場で確認しながら、物件を預かるための動きを作っています。
営業経験がなくても、同行を通じて学ぶことはできます。ただし、営業はしたくないという状態では、物件情報も顧客も増えません。
開業直後の営業をより具体的に知りたい方は、開業2か月目に行った客付け営業の実例を見ると、物件側と出店者側の両方へ動くイメージを持ちやすくなります。
出店希望者を集客し、物件を提案する
物件を預かった後は、その物件に合う出店希望者を探します。
テナントの窓口の人脈やネットワーク、インターネット掲載などを使い、出店希望者へ物件を提案しました。未経験者が一人でゼロから顧客リストを作るのではなく、本部側の集客基盤も利用しています。
初回内見を支援して条件調整へ進む
出店希望者が見つかったら、次は内見です。
初めての内見では、現地で何を確認するか、想定外の質問にどう答えるかが分かりません。今回の事例では本部が初回内見に立ち会い、確認事項や進め方を支援しています。
内見後は、出店者側と物件側の希望条件を整理し、賃料や契約条件の調整へ進みました。
契約書・重説を確認し、初成約まで完了する
条件がまとまった後は、契約書と重要事項説明書を準備します。
ひな形があっても、初回はどこを確認すべきか判断できない場合があります。今回の事例では、書類作成の確認と重要事項説明時の立ち会いまで本部の支援を受け、初成約を完了しました。
店舗仲介では、物件を見つけただけでは売上になりません。物件獲得、集客、内見、条件調整、契約を一つの工程として完了する必要があります。
閉店情報から成約までの店舗仲介プロセスでは、一つの案件を契約まで進める具体的な営業工程を解説しています。
営業先を回り、物件を提案し、相談内容を共有するのは加盟者本人です。支援を受けながら継続して行動することが前提です。
初成約まで約6か月。その後に複数の契約が続いた
開業から初成約までにかかった期間は約6か月です。始めてすぐに売上が立ったわけではありません。
店舗仲介では、物件情報を得てから、出店希望者の集客、内見、条件調整、契約までに時間差があります。早い案件もありますが、数か月かかることを前提に準備する必要があります。

1件目だから時間がかかったのか、今後も同じくらいかかるんですか?
1案件ごとに数か月かかることはあります
先に動いていた案件が7か月目、8か月目に続いて成約するイメージです
実際、初成約後は、それまで進めていた案件が続けて成約しています。
最初は売上を低く見積もり、役員報酬を抑えていたものの、成約が続いた後は「もっと取っておけばよかった」と感じるほど状況が変わったというエピソードもあります。
ここで重要なのは、1件目を取った瞬間に営業力が突然変わったわけではないことです。開業直後から進めていた複数案件が、時間差で契約になったと考える方が実態に近いでしょう。
初成約まで売上が立たない可能性を踏まえ、固定費と生活費を含めた資金計画が必要です。不動産独立開業に必要な資金を確認し、短期成約を前提にしない準備を進めてください。
すべての加盟者が6か月で成約できるわけではありません。案件内容、地域、行動量、相談頻度によって期間は変わります。
うまく進まなかった加盟者との違い
成功した事例だけを見ると、支援を受ければ誰でも同じ結果になるように感じるかもしれません。一方、うまく進まなかった加盟者には共通する停滞要因もありました。

逆に、うまく進まなかった方は、どこで止まりやすかったんですか?
PCやLINEなどのデジタル対応が苦手で、面談や連絡が少ないと、コミュニケーション不足になりやすいです
テナントの窓口では、研修動画、オンライン面談、LINE相談などを使います。これらを利用できず、相談回数も少なくなると、分からないことを解消できないまま行動が止まりやすくなります。
また、店舗仲介は営業の仕事です。営業経験がなくても学ぶことはできますが、物件獲得や顧客提案を避けたい人には向いていません。
大切なのは、次の3つです。
- 必要なデジタルツールを使う
- 分からないことを早めに相談する
- 面談で決めた営業行動を継続する
自分の働き方が不動産独立に向いているかを判断したい方は、不動産独立で失敗しやすい行動も確認してください。
研修や同行支援があっても、本人が営業・相談・改善を続けなければ成果にはつながりません。
支援の有無だけでなく、本人が営業・相談・改善を継続できるかを加盟前に確認する必要があります。
よくある質問
Qテナントの窓口へ加盟すれば、未経験でも必ず成約できますか?
いいえ。研修、同行営業、集客、内見・契約支援はありますが、成約を保証するものではありません。加盟者本人が営業し、相談しながら改善を続ける必要があります。
Q会社員のうちに、どこまで不動産独立の準備を進められますか?
宅建士資格の勉強、事業計画、開業資金の確認、既存人脈の整理などを進められます。今回紹介した方も、会社員として働きながら資格を勉強し、退職後に独立しました。
Q初成約まで売上がない期間の資金は、どう考えるべきですか?
今回の事例では初成約まで約6か月かかっています。すぐに成約できる前提ではなく、事務所費用や生活費を含め、数か月営業を続けられる資金を準備する必要があります。費用項目は不動産独立開業で必要な資金で詳しく解説しています。
Q独学で開業する場合と、フランチャイズへ加盟する場合は何が違いますか?
独学では、研修、営業先の選定、集客、内見・契約の確認ルートを自分で作る必要があります。フランチャイズでは既存の仕組みや支援を利用できますが、費用や運営ルールもあるため、自分に必要な支援と条件を比較してください。テナントの窓口の支援内容も判断材料になります。
QパソコンやLINEが苦手でも、テナントの窓口で活動できますか?
活動自体は可能でも、研修動画、オンライン面談、LINE相談を使えないと、支援を十分に活用できない可能性があります。加盟前に必要なツールとサポート方法を確認し、基本操作を練習しておく必要があります。
Q1件目の後に成約が続いたのはなぜですか?
1件目を取ったから自動的に案件が増えたのではありません。開業直後から複数の物件獲得・集客案件を進めており、それらが時間差で成約したと考えられます。成約までの営業プロセスを見ると、案件に時間がかかる理由を理解しやすくなります。
まとめ:未経験からの初成約には、仕組みと本人の行動の両方が必要
今回紹介したのは、金融関係の会社に10年以上勤めながら宅建士資格を勉強し、退職後に不動産で独立してテナントの窓口へ加盟した方です。
免許取得前の2〜3か月で知識、営業環境、人脈を整え、免許取得後は本部と物件獲得営業を開始しました。その後、集客、内見、条件調整、契約・重説支援を経て、約6か月で初成約しています。
ただし、加盟しただけで成約できたわけではありません。
この3つがそろったことが、初成約とその後の複数契約につながりました。
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